老人内科
老人内科は、高齢者が自立して健やかな日常生活を送ることをサポートする総合診療科と言えます。
高齢になると1つの病気だけではなく、いくつもの病気を併せ持っている方が少なくありません。病気なのか、それとも単なる老化による症状なのかが明確でないこともよくあります。
介護が必要になり、生活の問題がクローズアップされてくるケースもしばしばです。子どものために小児科があるように、ご高齢者にもその診断や治療を専門的な知識に基づいて行う診療科が必要です。老人内科は1つの病気にとらわれずに個々の患者さんについて、生活背景も含めてトータルな診療をする、高齢者のための診療科です。
主に65歳以上の方を対象に、様々な病気や健康上の悩み・不安、また介護問題などについて幅広く対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
●老人内科の扱う主な疾患
- 生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症)
- 動脈硬化
- 慢性心不全
- 不整脈
- 閉塞性動脈硬化症
- 骨粗鬆症
- 排尿障害
- 嚥下障害
- 脳卒中
- 認知症
- 不眠症 など
●こんな場合はご相談ください
- いくつもの症状や病気が重なっている
- どの科を受診したら良いのかわからない
- 老化のためと思われる体の不調がある
- 生活習慣病をいくつも併せ持っているので、トータルな診療を受けたい
- もの忘れがひどくなってきたので、認知症が心配だ
- 介護保険や福祉制度の利用法についても相談にのってもらいたい
- 通院が困難になってきたので、自宅で療養したい など