小外科(傷の治療)
外来にて外科処置を行います
当クリニックの小外科外来では、すり傷・切り傷などの創傷、やけどの治療、粉瘤やいぼ、腫瘤などの切除を行います。けがをなさった際には、感染症を防ぐためにも、早めにご受診ください。
術後のケア
「他院で手術を受けたけれども、術後のケアだけ自宅の近くで行ってもらいたい」などのご要望にもお応えいたしますので、お気軽にご相談ください。
※術後の入院を要するような大きな手術など、当クリニックでの対応が難しい場合は、それに相応しい専門医療機関をご紹介いたします。
小外科の主な診療内容
- 外傷全般
- 創傷(すり傷・切り傷など)
- 熱傷(やけど)
- 粉瘤・いぼ・腫瘤の切除
- 外科小手術 など
◆けがの「湿潤療法」も行います
当クリニックの創傷(体表のけが)処置では、「湿潤療法(モイストケア)」(下記)も行います。
湿潤療法は、最近はだいぶ普及してきたようですが、ヒト(動物)の「自己治癒能力」を最大限に生かす治療法であり、けがの治りが早く、痛みが少なく、しかもきれいに治るという特徴があります。
●湿潤療法とは
傷を消毒して乾燥させ、瘡蓋(かさぶた)を作って治すこれまでの治療とは異なり、傷口を水で洗い流し、創面を専用の創傷被覆材(ドレッシング材)で密封する方法です。消毒によって傷を深くすることが無いので、痛みも少なくて済みます。 湿潤療法の原則は、下記の3つです。
- 傷を
- 水でよく洗う
- 消毒しない
- 乾燥させない
●「より早く」「より綺麗に」皮膚が再生
従来の治療では再生が遅く、消毒液が健康な皮膚まで傷めていましたが、湿潤療法では傷口から出てくる滲出液を封じ込め、湿らせた状態で治すため、そうした弊害が少なくなります。滲出液の働きによって、「より早く」そして「より綺麗に」皮膚が再生されてきます。